インプラント
取り戻そう!!歯は全身に大きく影響します
歯は全身の状態に大きく影響を及ぼします。
ただ1本の歯でも、失ってしまった場合のお悩みは大きいものです。
インプラント治療とは、人工歯根を顎の骨に埋め込み土台を作り、その上に人工の歯を固定する治療法です。
埋め込んだ人工歯根は骨と結合する性質を持つ「チタン」を使用しており、数ヶ月後には完全に骨と融合してしまいます。
歯根から歯を再生するとも言える画期的な治療法で、見た目も機能的にも快適な感覚が蘇ります。
入れ歯装着の煩わしさや異物感やお手入れにかける時間、噛んだ時の食感、若々しい笑顔、明瞭な発音…。
歯とともに失ってしまったものを取り戻してはいかがでしょうか。
治療の流れ
インプラント治療には大まかに、事前の検査等下準備と、土台を歯茎に埋め込む第一次手術、後骨の結合を待つ治癒期間を挟み、 土台となるインプラントと人口の歯を繋げるためのアバットメントという器具を装着する第二次手術という段階を経て行われます。
カウンセリング
インプラント治療に対する不安や疑問、ご希望等、患者様のお話をゆっくりお伺い致します。
診査
歯肉、噛み合わせ等のお口の状態、全身の健康状態を確認させていただきます。
X線撮影、必要な場合はCT撮影を行い詳しく検査致します。診断・説明
検査の結果をふまえ具体的な治療方法や期間、費用についてご説明いたします。
患者様が安心して治療をご検討いただけるよう、小さな疑問や不安にも丁寧に対応致します。術前準備
歯周病やむし歯がある場合や、噛み合わせに問題がある場合にはインプラント治療の前に治し、お口の衛生状態を整えます。
第一次手術
インプラントの埋入手術を行います。手術には細心の注意を払い、必要部の歯ぐきを切開し人工歯根を埋め込みます。
1本の埋入の場合は日帰りの手術となります。骨の結合・治癒期間
3〜6ヶ月間、埋入したインプラントが骨と結合し安定するのを待ちます。
場合によっては仮歯を入れることもあります。第二手術
再切開手術を行いインプラントと骨の結合具合を確認、インプラント上部に人工の歯を固定するアバットメントという部品を装着します。
仮歯の装着
アバットメントに仮の歯を装着し全体の噛み合わせの調整、お色味の確認を致します。
本歯の装着(治療の完了)
仮歯にて1ヶ月ほど様子を確認してから正式に本歯を装着し、治療を完了致します。
メンテナンス
インプラント治療を完了してからは、定期的な検診をお願いしております。
インプラント取扱種類
インプラントには歯を支えるための骨である歯槽骨に一定の厚みや高さが必要です。
重い歯周病の方や歯を失ってから時間が経過してしまっている方などは歯槽骨にインプラントを埋め込むだけの骨が不足している場合があります。
その際は以下のような外科的手術を行う場合があります。
- ソケットリフト
- 上顎奥歯の骨の高さが不足している場合に用いる外科手術の一つです。
上顎の骨の一部を押し上げずらすことによって、埋め込む高さを確保します。 - GBR(骨誘導再生)
- 痩せて厚みのなくなってしまった骨の再生を促す治療法です。
再生の必要な部分を人工メンブレンという膜で覆うことで約4〜6ヶ月ほどで再生されると言われています。 - 骨移植
- 骨の不足部分に自分の骨あるいは人工の骨を移植し、骨を増やす手術です。
メンテナンスの必要性
インプラントの本歯は人工物の為、むし歯になるということはありません。
しかし、インプラントの周囲に歯周病菌が増加すると、ご自分の歯同様、せっかく埋め込んだインプラントが歯茎から抜け落ちたりする危険性もあります。
(インプラント歯周病)
インプラントをトラブルなく、長くお使いいただくためには、毎日の歯磨きとともに口腔内の衛生状態や噛み合わせ、 歯槽骨の状態など、定期的にメインテナンスを行う必要があります。